ミドルスクーターの比較

さて、今回は、ミドルスクーター3車種を比較してみようと思います。
詳細はそれぞれのバイクの項目みてください。ここではその結果から、私が考えるそれぞれのモデルを買うべき人の条件を挙げてみたいと思います。

まずは、3車種をまとめたグラフを見てみます。



多少バイクによって個性があるので、各バイクについてみていきましょう。

まずは、PCX150です。燃費が良く、コンパクトで軽量なので日常的に使うのはベストですね。ただ、タイヤが細く、高速も110km/h近辺でリミッターが効くことから、あくまで非常用の扱いですかね。なので、このバイクを買う人は、日常生活で使うことがメインで、バイパスや、自動車専用道路などを使う必要がある人向けです。旅や、峠なんかの走りにはあまり向かない感じです。バイパス、自動車専用道路を使う必要なければ、125㏄のPCXでもよい気はします。値段もそのほう安いですからね。　

次にマジェスティSですが、日常使う上での欠点は、何といっても、シートが高い点ですね。その腰高なおかげで、車より頭一つ上にある感じで、その点、街中での見通しやすいというところはあります。また、タイヤが太く、倒しこんでもグリップがちゃんとしているので、スポーツ的な走行しても安心感がありますね。高速も、120㎞/h以上出るので、追い越しもできます。ただ、余裕はないので、無理のない程度で走るべきですね。このモデルは、日常使い＋αで高速を走ったり、なんちゃって、スポーツ走行ぽいことしたい人向けですね。値段もPCXとそんなに変わらないので、

最後はバーグマンです。大きさがやはり、PCXに比べ、一回りでかい感じ。重さもそれなりにあります。ただ、シートは低く、スズキ独自のシート脇のステップがえぐる構造なので、足つきはいいようです。燃料タンクも１０Ｌあり、高速性能も問題なし。シート下のスペースも大きく、一泊程度の荷物なら、オプションつけなくても問題ない感じです。問題は価格ですかね。この価格だと、正直、２５０ＣＣのスクーターの中にももライバルになる価格のものがあり、スクーターにこだわらなければ、２５０ＭＴ車も同等価格のものがありますので、その辺もライバルになります。
他の２台に比べ、価格も性能も一クラス上であり単純には比べられない１台です。予算があり、１５０ＣＣクラスじゃ物足りない人は買ってみるのもいいかも。

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